
 |
OCの服用により心筋梗塞(MI)のリスクは高まりますか? |
 |
OCの服用でMIの発生頻度のリスクが増大することはありません。
ただし、喫煙が加わるとリスクが増します。 |
|
MIの発症頻度も血栓塞栓症同様、年齢依存性であり、35歳以下の非喫煙者、糖尿病がない女性では極めて稀な疾患となっています。少なくとも、現在広く使用されているOCについては過去あるいは現在服用中の女性でも、非喫煙者ではMIのリスクを増大させることはありません。OCを服用していない女性であっても、一日に15本以上のヘビースモーカーでは、MIのリスクは非喫煙者に比べて3〜11倍ほど高く、さらにOCが加わると相対危険度は30倍近くにも上がります。したがって、非喫煙者であればOC服用に伴うMIを心配する必要はありません(WHO)。配合剤OC中のエストロゲンはHDLコレステロールを増加させ、LDLコレステロールを低下させることにより、血清脂質、リポタンパクに好影響を及ぼすことが知られています。それとは逆にプロゲストーゲンはHDLを低下させ、LDLを増加させると言われています。 |


※出典8)よりWHOのデータを抜粋。(海外データ)
*1) Ronald Burkman, et al.: Safety concerns and health benefits associated with oral contraception, American Journal of OB&GY,190, S5-22(2004) |

|