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服用前に最も不安だった「副作用」への懸念は服用後に激減し避妊効果と月経トラブル軽減で満足感
〜服用前の不安「副作用」67.5%は服用後の不満点では15.7%へ。「服用を継続する」人は96.9%〜

OC(低用量ピル)の正確な理解の普及を目指し、関連製薬会社9社(科研製薬株式会社、株式会社ツムラ、帝国臓器製薬株式会社、日本シエーリング株式会社、日本ワイスレダリー株式会社、明治製菓株式会社、持田製薬株式会社、山之内製薬株式会社、ヤンセンファーマ株式会社 ※五十音順)により運営されているOC(低用量ピル)に関する広報機関OC情報センター(センター長:小林拓郎、所在地:東京都港区)は、2001年1月〜3月、OC(低用量ピル)の現服用者191名を対象に、服用前後の意識変化などからその実態を把握することを目指し、アンケート調査を行いました。
その結果、特に服用前の不安要素であった「副作用」が服用後の不満要素では低ポイントへ激減すること、また服用のきっかけである「避妊効果」への期待が服用後もそのまま高ポイントであることに加え、これと同水準のレベルで、「月経周期の安定」に対する満足度が高いことなど、服用前後における現服用者のOC(低用量ピル)に対する意識変化が浮かび上がり、またそれを裏付けるように、OC(低用量ピル)の継続服用に高い意向を持っていることが示されました。

アンケート概要・調査内容
このアンケート調査は、東京・大阪の産婦人科開業医7名の協力を得て、17歳〜48歳までの女性191名を対象に実施されました。

詳しくはこちら

調査まとめ
徐々に広まるOC(低用量ピル)への理解、増える新規服用者
OC(低用量ピル)は、1999年6月に厚生省(当時)から認可を受け、同年9月に製薬会社各社から一斉に発売され、約1年半が経過しました。服用者数は推定で13万人〜15万人とされ、20代〜30代の女性が主要な服用者層といわれています。最近では、一般の間のOC(低用量ピル)に対する認知に加え、その特性に対する理解も徐々に広まりつつあり、新規の服用者数も若干ながら伸びをみせています。

服用前に最も不安だった副作用は、服用後には激減し、
確実な避妊効果と月経周期の安定など月経トラブルの軽減に対し高い満足感

「服用前に不安な点があったとすればどのようなことですか?」という質問に対しては、「副作用」が67.5%となっているのに比べ、「服用後に不満に思っている点」を聞いたところ、「副作用」は激減し15.7%と51.8ポイントも低くなっていることが明らかになりました。
またその一方で、「経済的負担」が服用前の不安では23.0%であったのに対し、服用後の不満としては51.3%に上昇していることが判明しました。
この「経済的負担」のポイント数の高さに対し、今回のアンケート調査の協力医の一人である、楠原レディースクリニックの楠原浩二先生は以下のように補足しています。
「欧州など一部の諸外国では、服用者に対して国から財政的補助が出る国もありますが、日本では原則として自由診療であり、女性が負担する費用には、薬剤費・処方料以外に医療機関での診療・指導料と、諸検査料が含まれ、これらは医療機関ごとに若干幅があるという実状もあります。
今回の結果からは、女性が何の経済的負担を指しているかは解析することはできませんが、服用する女性に対しては、望まない妊娠を回避し、主体的に避妊できる方法であること。また、月経関連トラブルの軽減や長期的には卵巣癌等の予防効果などのベネフィットがあることを十分説明し、ピルの処方を通じて女性の健康チェックをする意味もあることを含めてピルの費用を理解して頂くべきでしょう」 また、「服用しようと思われたきっかけは何ですか?」という質問に対しては、「確実な避妊をしたかったから」が78.0%と断然トップとなっており、2位・3位である「月経痛を軽減したかったから」(31.4%)、「月経周期を安定させたかったから」(27.7%)を大きく引き離しています。これと比較して、「どのような点に満足していますか?」という質問に対しては、服用のきっかけとなった「避妊効果が高い点」(65.4%)はやはり1位となっていますが、これと並んで「月経が周期的になった点」(57.6%)が半数以上の人の支持を得て高いポイントを獲得しています。 このことから、副作用に漠然とした不安を持ちつつも、確実な避妊を望んで服用を始めた人が多く、また服用後には副作用に対する不安は払拭され、期待通りの避妊効果と副効用としての月経周期の安定に高い満足感を感じている実像が浮かび上がってきます。

95%以上の人が服用に満足し今後の継続した服用を希望
このことを裏付けるように、「あなたは服用に満足していますか?」という質問に対しては、「満足している」(50.8%)、「まあ満足している」(45.6%)の両方を合わせると96.4%、また、「あなたは服用を継続しますか?」という質問に対しては96.9%となっており、満足度、継続希望とも非常に高いポイントを獲得しました。

未服用者へも薦めたい(76%)
「未服用者の方に服用を薦めたいと思いますか?」という質問に対しては、「とても思う」(13.6%)「まあ思う」(62.8%)を合わせると、76.4%となっており、フリーアンサー(未服用者へのメッセージ)の中でも、「避妊のこと、自分の身体のことをもっと真剣に考えるべき」「自分の身体は自分で守る」「月経トラブルに悩んでいる人は試して欲しい」といった意見が多くみられました。

協力ドクターからのコメント
今回の服用者アンケート結果に対し、協力を得た産婦人科医は以下のようにコメントをしています。

青木産婦人科医院 青木基彰先生
データを見て服用している人たちが、「満足しているという点」「他の人たちにも薦めたいと思っている点」更に「継続したいと思っている点」等の回答を見て、処方している側としても意を強くしました。更にこのようなデータを簡単にまとめたものがあると、新たに服用を始めることを検討している方や、こちらが勧めたい方たちにそれを見せながら説明が出来るので便利かと思います。

東クリニック 東哲徳先生
次の点が重要でしょう。
OC(低用量ピル)の目的が避妊のみでないことも一般に知らしめる
OC(低用量ピル)の値段についてはバラバラなので標準的な価格を定める
将来の妊娠に対する安全性をアピールする
効用、副作用共に中・高校生教育の中に取り込むこと
男性側にも教育すること

安江レディースクリニック 安江育代先生
使い勝手はおおむね良好のようで、これまでのOC(低用量ピル)に対するネガティブなイメージを払拭する感があり、投与する側としてはひとまず安心しました。ただ今回のアンケートの対象はOC(低用量ピル)によるトラブルが比較的少なく内服しつづけている患者さんが中心でドロップアウトした人は当然含まれていないわけでその辺のバイアスをどのように分析するかが難しいと思います。つまり服用を止めた人についての意見、調査も当然必要だと思います。また、患者さんに対しては、女性主導の避妊、女性の意思による選択などという裏には、(少ないけれど)副作用も含めた全ての面倒なことも女性が引き受けざるを得ないという現実を充分理解し、いろいろな情報に振り回されることなく、自分自身の「妊娠」や「避妊」に対する意見を持ちつづけて欲しいと思いました。OC(低用量ピル)に対する不満として「経済的負担」が多く、処方する側としてはちょっと考えさせられました。

楠原レディースクリニック 楠原浩二先生
アンケートからみなさんが一回使っていただければ低用量ピルの良さを分かってもらえることが伺えます。OC(低用量ピル)は確かに避妊効果が高いというメリットもあるが、それだけでなく、今回のアンケートで、例えば月経困難症や月経前症候群などに対する副効用にも高い評価がみられたことから、治療薬としての位置付けを医師として認識させられました。

羽根レディースクリニック 羽根淳治先生
OCの服用にあたって不満に思われている点として、「経済的負担」「毎日服用しなければならない」この2点が特に重要ですが、
経済的負担は標準的な価格を定める事により計画的な生活設計ができる。
毎日服用により月経周期の調節や月経痛の緩和が出来る上、可逆性(中止すれば妊娠が可能になる)であり、副作用も少ないために、女性のQOLを高めることができる。
この様に理解することでOC(低用量ピル)が支持されていくと思われます。

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